どんなに孤独で恐怖に襲われて寂しくてもひとりの世界

こんな真夜中にインターフォンが鳴り響いた。

 

怖くて怖くて震えが止まらなかった。

咄嗟にSMSをあの人に送ったの。

そしたら素っ気なかった。

怖い震えが止まらないと言っても

大丈夫かなんて心配しなかった。

何を期待していたんだろう私は。

 

怖いと言えば飛んできてくれるなんて思ってた。そんな話ないのに。

 

やっぱり違うんだな。

 

口では大好き愛してる大切だよと口から出任せのように格好つけたセリフなんて言うけれど

大切にされてるななんて一度も思ったことは無いし雑に扱われてるなとしか思えない。

 

馬鹿みたいだな。

とても相手にとって私は都合のいい女でしかない。大事にされてないのにそれが分かるのに身を削って心がすり減っても会いに行ってる私は大馬鹿者だと思う。

愛されてないのに。

いい歳して性欲の塊でしかないオジサンに会いに行って。

 

都合悪ければ一切連絡しない。

会えもしない。

 

いつまで私は都合のいい女を演じるんだろう。

 

いまは残念ながらその人しか見れない目になっている。

 

だけど分かっている。

その人を遥かに超えるもっといい人がいることを。

早く夢から醒めたい。

 

ここから抜け出したい。

 

愛されてないとの自覚を確信に変えて消え去りたい。

 

心からのSOSはあのひとには届かないのだから。